3ヶ月の間に家の買い手が見つからないなら

家を売るとなれば早々に買い手が見つかればありがたいのですが、売却までに時間がかかることもありえます。

しばしば言われることですが、3ヶ月の間に買い手が見つからないなら、販売価格の見直しを行うか、不動産仲介業者を変えるなどという措置も必要になるでしょう。

媒介契約は法律で3ヶ月と決まっていますから、更新するかしないかは自由です。

築30年近い建物を売りたいと思っても、年月が邪魔をして買い手探しには苦労するようです。

内装リフォームや外壁清掃など手を加えて、魅力的な物件に近づけることが大事です。

もし立地条件が良ければ、家は解体撤去して「土地」にして売ると土地だけを探している人には売りやすいです。

解体費用の捻出が困難なら、通常の家と土地の価格より安価な価格設定をすることで、買主側はリフォームなり建て替えるなり選ぶことができます。

住んでいた家を売る場合、売る前に基本的なポイントを理解しておくと評価額が上がることもあると覚えておきましょう。

特に効果的なのは点検と補修でしょう。

それほど古くない家でも居住者がいれば、家全体や水まわりなどの劣化は避けられません。

くまなく点検してみて、できる範囲で修復すると良いでしょう。

二番目にしておきたいのは掃除です。

年に何回かしか掃除しないような場所も狙い撃ちで掃除しましょう。

たまっていた不用品を処分すると室内も広々します。

たかだか小手先の作業と思われるかもしれませんが、これらの作業が買い手にアピールする力は意外と高いのです。

あまりにも家の築年数が経っていると、家の価値なんてないだろうし更地にして売るべきかと考えている人も少なくはないと思います。

しかし、別に更地にする必要はないというのが現実です。

男女を問わずDIYやオーダーリノベは人気で、自分好みに改装して暮らしていきたいという人たちや中古の物件を新築なみにフルリノベして売る手法をとっている設計事務所や不動産会社も多いので、古めの物件だからといってニーズがないわけではないのです。

家を売るなんて一生に何度もあるイベントではありませんから、どのように住宅を売却するのか判らない方もいるのが普通だと思います。

家の売買するときは一つずつ段階を踏んだ手続きが必要です。

最初は住宅等を一括査定するサイトを使い、幾つかの業者に査定を依頼しましょう。

その中から査定額が高いだけでなく信頼できる会社を選び、売却を依頼し販促活動を経て、内覧者の中から購入を打診してくる人が出てきて、めでたく売却成立となります。

マンションまたは一戸建ての売却時は、一般に言われるハウスクリーニング等は、それが契約書に記載されていない限りは必ずしもやらなくても良いのです。

多くは家庭における清掃レベルでOKですが、購入する側から「清掃しておいてほしい」と要望されるケースもあります。

そういった場合は不動産業者の担当者とよく相談し、プロに依頼するかどうか、どの程度までやるか等を検討します。

営業マンの交渉力で解決することも多いです。

土地家屋等を売却する手続きですが、引渡しと代金受け取りまでには8つの段階があります。

最初に行うのは市場価格をもとに適正な売値はどの位か判断することです。

仲介する会社を探すのはそれからです。

査定段階では金額だけでなく、営業マンの良し悪しもわかります。

媒介契約の段階で、売値を正式に設定します。

媒介契約が済んだ不動産は売り物として販促活動が始められます。

うまく買い手が見つかったら引渡し時期や金銭面などの交渉に入ります。

売主と買主の交渉が成立したら売買契約書を交わして、最終的に代金の精算と家の引渡しをして、取引は終了します。

ネットでは個人でも手軽に土地や家の価格相場を調べることが可能ですから、売却時の参考にしてください。

国土交通省の『土地総合情報システム』という地価公示閲覧サイトでは、現実に売買された土地建物の地目、土地種別、住所、前面道路幅員といった物件情報が驚くほど細かに閲覧可能です。

土地総合情報システムで扱うのは過去データですが、最新情報は不動産物件を集めた情報サイトを見れば一目瞭然ですし、価格や年数などを比較すれば市場価格を算出できます。

不動産取引は複雑なので、個人で売るのではなく、ほぼ九割九分の人は不動産業者に仲介を依頼します。

少しでも高く売りたいのであれば、この時点で焦ってひとつの不動産屋に絞ったりせずに、複数の不動産業者に見積もりを打診して、実際に査定させてみることです。

一度に多数の不動産会社に一括査定依頼ができてしまうサービスを使えば手間も省け、単なる金額査定にとどまらず、営業所の力量も推測でき、最も協力的な業者を味方につけることができるのです。

家の買い手は自分で見つけてくれば格安で済むという意見もありますが、危険な考えだと思います。

租税、約款、法律、登記などの専門知識は本やネットだけで身につくものではありませんし、知識があっても漏れはあるでしょうから、訴訟にならないとも限りません。

手数料の負担は痛手かもしれませんが、ストレスのない取引をするためにはきちんとした業者に依頼するのが一番です。

仮に充分なリテラシーがあり、面倒な手続きも厭わないなら、専門家の手を借りずに自分で家を売るのも構わないでしょう。


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